旧面SE Madness「In The City」からこじつけて見るビークル

俺が好きな日本のロックバンドの一つ、BEAT CRUSADERS。通称ビークル


独特なドット絵のお面を付けた奇妙な5人組は
豊富な音楽知識に裏付けされた超ポップな名曲ばかりをメジャーシーンでかまして、めっちゃ売れてました

メジャーに行く前は4人組バンドだった彼ら。個人的にはその旧メンバー(旧面)時代の曲はロック色が強い感じがしてて どこか渋くてかっこいい!
とりあえずどちらも好きです。本当に良質なメロディーのオンパレード。



その旧面時代のライヴの登場SE…。
う〜ん、
ヴォーカルのヒダカトオルさんの声に似てない?

 中学の頃、ビークルの知らない曲かと思ってました 笑
一応ビークルの曲は多分全てiTunesに入っているのですが…ビークルの曲じゃない?! (250曲以上!曲が多いバンドだと思ってます)



この曲、イギリスのスカバンドMadnessの「In The City」という曲です。つうのは最近バンドのベースに教えてもらいました。
こういうメジャーとマイナーが行き来してるメロディー好きなんだよなぁ!!

今日知ったんだけど、「In The City」はシングルのB面曲みたいです
オリジナルアルバムにも未収録…


「こんな曲をSEに持ってくるとは、さすが音楽オタクのヒダカトオルさん♪」と言いたいとこだけど・・・

日本ではシングル化されてるっつう!!
なぜならこちら…








「マッドネス★!
 キタキタキタキター(゚∀゚)ーッハッハッハッハッハ~!!」
音楽ヒョー☆キン☆族っw
と、それこそ狂気madnessに溢れた紹介で始まるのは HONDAシティのTVCM。



で、有名になって日本ではシングルとなったよう
てか邦題が「シティ・イン・シティ」ってどういうことなのですか…これまた不可解な邦題…



 
気に喰わないのは1:11〜のヴァージョン
最初のヴァース"He is just a boy in the city"の下線部上がり切ってなくてただマイナースケールの音を歌ってるだけ ("Dressed the same he's uniformly pretty"と同じ音で歌っている)







ウィキペディアにはこんな衝撃情報も…
"The B-side, "In the City", was originally written by Bill Crutchfield, Chas Smash, Chris Foreman, Daisuke Inoue, Suggs, and Mike Barson for a Japanese television advertisement for Honda City cars." (英語版ウィキペディア「Cardiac Arrest」項より)
書き下ろしなんですね…しかも6人による共作…!?
井上大佑さんってのはカラオケの発明者(自称)みたいです。       自称て!!!!!!!





俺がしたいのはこじつけの話・・・!


①ビークルと茶目っ気
音楽ひょうきん族ってのは、ビークルにも当てはまることなのではないか、と!
お面を付けてる分、すごく動きでキャラクターを出しているって話をしたんだけど
というか今考えると、俺が好きなビークルの動きはマッドネスがやっていたことなんだね。
一番上に載っけた動画でも観れるライヴ登場シーンとか!


俺が旧面時代で一番好きな曲 「CAPA-CITY」のMVはビートルズの映画「イエロー・サブマリン」のパロディーなんだけど、パロディーだから余計ひょうきんな動きが濃く抽出されてて、
ああいう動きすごく憧れです♪影響受けてます♪



②ビークルとB面
ビークルはカップリング曲など オリジナル・アルバムに入っていない曲を集めたコンピレーション・アルバム『REST CRUSADERS』を解散散開日に発売を発表したんだけど

その時にCDショップに置いてあったフリーペーパーのインタヴューで
「カップリングの曲はレーベルのプレッシャーなく自由に好きなことが出来たマシータ〜」的なこと答えてて(覚えてない)


俺が観に行ったライヴでも「SUPERCOLLIDER」(代表曲!「HIT IN THE USA」のカップリング)をやっていたし、
ベストアルバム『VERY BEST CRUSADERS』にも収録されている「BANG! BANG!」(シングル『FEEL』の4曲目!!!!!)はラストライヴでもやってますね。

良い曲が本当に多いです。トオル・ヒダカは、アメリカで言うアンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ) イギリスで言うリアム・ギャラガー(こういうこと言うと大体周りに例えが甘いって怒られるんだよなぁ…)





BEAT CRUSADERS……お面………B面……………
『REST CRUSADERS』(2010)
カップリングの中で好きな曲は更に長くなったので最後に

 

③ビークルとSE
新面時代のライヴ登場SEで一番有名なのは「〜SASQUATCH〜
ドラムが右チャンネルのみから聴こえるミックスは、ビートルズ好きな俺にはたまりません。

この曲も「In The City」と同じような超ベッタベタなスカ
ビークル流のスペシャルズそしてマッドネスなのでしょう!
 「♪チキチッチ チキチッチ」ももちろんどちらも入ってます





④ビークルとヴィークル
CM、0:44〜のヴァージョンでは
最後にナレーションが「ライブ・ビークルlive vehicle」と言っています。








ライヴ……ビークル…………










そんなとこ。
やっぱ「In The City」と言えばThe Jamですかねそして銀杏BOYZの「援助交際」







やっぱ俺ブログ向いてねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!
まとまんなくてもババっと書けるツイッターの方楽かも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 「BANG! BANG!」(『FEEL』)
中学のときに聴いたベストに入っていて「HEY×2 LOOK×2」と並んで一番好きだった曲!
この曲に似たような曲も作ったなぁ(笑)

特筆すべきはカトウタロウさんのヴォーカルラスサビ日本語








ラスサビの3つ目のコードで(2:33)左のギターがミストーンを鳴らしていますう〜ん、LOVE DISCHORD!

Bmのコードなんだけど、減五度にあたるFの音が…。
普通は鳴らない音なのに、ヒダカさんは一体どういう押さえ方をしていたんだろう?

他のサビのとこもところどころ怪しいとこが…。聞き取れない!
新面の音源は 超歌モノのミックス って印象。ギターの細かいとこは蔑ろにされてる感じがして、何が言いたいかというとギターのコピーが面倒です。そんなに難しいことしてないはずなのに!


英詞で歌うビークル
この曲は唯一日本語が入ってるね
雰囲気出してます。面白い。お願いしま〜す なんてどこのサマーウォーズ?


純粋なBEAT CRUSADERS名義での曲では「arakism」は日本語で歌われてて
他にも「JAPANESE GIRL」「HEY×2 LOOK×2」「Acid-Color Zoo (Theme For CHEW-STIE BOYZ)」も日本語が入ってると言えるかな?!
桑田佳祐さんやTHE BLUE HEARTSのカヴァーもありますが、ヒダカさんがビークルで歌う日本語はなんだか変な感じ!


「I WANNA GO TO THE DISKO」(『TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT』)
新面初の共作(クボタタロウさんとヒダカトオルさん)
Aメロが頭から離れなかったなぁ


「EVERYBODY HATES MY GUITAR SOUND」(『TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT』)
 最後(4:28)のサンタクロースの笑い声みたいなホホーってのがとってもジョン・レノン。
あれは歓声ではなくブーイングにも聴こえるんだけど、これがEVERYBODY HATESってこと?



他にもセルフカヴァーがあって
『TONIGHT, TONIGHT, TONIGHT』には旧面デビュー曲「E.C.D.T.」(石立さんっ!)
ラストCDシングル『LET IT GO』には「LIFE IN THE NATION」が入ってます
どちらも大好きな曲です。マジで良い曲。

『WINTERLONG』に入っているライヴ音源には「おまんコール」やマツモトキヨシのCMのタイアップ曲だった「CUM ON FEEL THE NOIZE」前の「水虫MC」も入ってていい感じ〜☆