Jiffy Club『It's Not My Day』公開

USインディーパワーパンクをやってみました。短い曲。

やったで。

2年ぶりに外で録った音源出す。
学祭で組んだバンドの卒制録音(1曲)のついでに、他に作った曲も録ってみました。
短いしポップだと思うので聴いて欲しいです。

ギターソロ以外一発録り。3人とも同じ部屋で録りました。

「昔から自分の糧になっている音楽(ビートルズ)」からとはできるだけ離れて、パンク系統のUSインディーパワーポップをテーマに作っていきました。
 
もう少しいびつなミックスも考えたけど、そういうのはしっかりとミックスができるようになってからでないとなぁと思います。
でもいろんな音を小さくところどころに入れられたのは個人的に満足。




そーいや、今井(ドラム)の裏声コーラス入れるの忘れたな。






何回もお世話になってる吉祥寺ノアで録りました。禁煙になってたり飴がなくなってたりしてた…。

以下解説と忘備録。
自分の音楽について自分から色々書くことについては開き直れた。俺は人の音楽についても自分の音楽についても話すことが好きだし、これからもやってくと思う。

1. Nothing But Your Heart
曲：やっぱこういう曲のキーはAでしょう！あんま絶対的にキーを捉えることはしないのだけど、これに関してはそう言える。

　　3分超えないのがサイコー。

演奏：ベースの春陽ちゃんの指弾き8ビートは、ベース歴3年経ってないとは思えません。Bメロはこのベースがあってこそ成り立って、イメージもわいて、(無意識的にだろうけど)ドラムよりもグイグイ引っ張ってくれた。

最後のテンポダウンは、ドラムの今井くん任せ。
気持ちいいところついてくれた。過去の練習音源を聴くと落とし具合を試行錯誤していたことが分かった。
安定してここ(今回の音源で聴けるリリースヴァージョン)に落とせるようになるには、
実際の演奏でのコミュニケーションがあったからこそで、
ここらへんは宅録では味わえないバンドの醍醐味だと思っている。

あと実は2つ目のギターソロが重なってます。


歌詞："Born to love you to..."についてはジョージの作ったビートルズ「Love You To」より。作曲した時にあった響きに寄せただけ。
"Dropped an axe into a lake"と『金の斧』にひっかけてるけど、lakeじゃなくてriverなんですよね。
コーラス部に出てくる"I want nothing but your heart"の部分は最初空白だった。合わせてる内に浮かんだ部分。最終的に曲名にしちゃったし、なんなら気に入ってるところ。
タイトルにした"it's not my day"って言葉は最初無くて、めっちゃ後に付けた。


2. Smile At Me~In A Jiffy
曲：一応2曲のメドレーのつもり。後半はベースの春陽ちゃんが歌ってます。
前半のヴァース部は4拍-4拍-3拍の3小節区切り。

演奏：前半「Smile At Me」のコーラス部に入るベースの春陽ちゃんのハモリはレコーディング中に伝えて歌ってもらったもの。元々なかった。


歌詞："someone"でいいところを"something"にしてる。響き。
あと歌詞にだけビートルズが見え隠れしてます。オアシスと同じ引用の仕方…


3. If You Say So
曲：カポ付けて曲作ったの久々。
楽式はJ-POPを教科書にしてるよう。大まかにABサビABサビサビ。
2コーラス目いらなかったかな〜。3分以内に収めたかった。Iffy...


演奏：特になし。最後に今井がちょっと頑張ってます。いろんなドラマーをイメージさせてる。


歌詞：Bメロの歌詞がなかなか決まらず、最後はレコーディングの日の行きの電車の中で考えた。"We just can't go on anymore"はビートルズの「I Need You」から引用("I just〜")。"anymore"の響きが先にあったからもってきた感じ。あ、これもジョージだ。

"Holding your hand is what I want to"という歌詞の和訳を"ただ抱きしめたいだけなんだ"にしてるのニクい！(ビートルズの「I Want To Hold Your Hand」の邦題が「抱きしめたい」だから)

Dinosaur Jr., The Apples In Stereo, Pavement, The Strokes, SUNNYCHAR, Car10, And Summer Clubに敬意を込めて。